沢登り

南アルプス|尾白川下部ゴルジュ―ガンガノ沢下部

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全国の沢登りをしている夫婦の中で、最強の一角を担う、たもしま夫婦と沢登り。
シン沢ヤ交流会で初対面を果たし、聞けば翌日は尾白川下部ゴルジュに行くという。私も下部はまだやり残していたので、これ幸いと便乗させていただいた。(上部ゴルジュは昨年遡行済み。増水していて往生こいた。→記録

のんびり起床して9時過ぎに尾白川渓谷駐車場へ。すでに陽は高く夏日和。汗だくになりながらウェットスーツに着替え、観光客の好奇の目を無視して入渓。
とりあえず釜を泳いでF1 三ノ滝を見に行く。この滝はGORGE CLUBが返り討ちにあった滝だ。滝を一段上がって核心をオブザベするが、かなり悪そう。リスも少なくフリクション頼みのトラバースになりそう。
登れるイメージが湧かないので巻きを提案するが、たもしま氏は行くという。ぐぬぬ。流石だ。

4mほど進んで動きが止まる。効きの甘いカムを掴んで奮闘するが、やはり厳しそう。ゴニョゴニョやって下降し、登山道を使って巻く。
登れなかったが精神性の違いを見せつけられる。自分の軟弱マインドを反省。

しばらくは談笑しながら緑茶色の釜を釜をのんびり泳ぎ、快適な小滝を越えていく。登攀の続く上部ゴルジュとはエライ違いだ。
旭滝9mは奥さんのまいさんがリード。安定した登りでサクッと超える。ロープバッグを活用したショートピッチでの時短技も試してもらい、これは楽だねと好反応。
神蛇滝は「渓谷登攀」の記録では丸っと巻いているが、なるべく水線を行くべく小さく巻き、上段を登る。
順番的に私のターンだったのでリードする。バチ効きカムエイドで水線横を登れて面白かった。

その先はゆるふわ区間なので、わざわざ突っ込んで登ったりして遊び、不動滝のたもとまで進む。

不動滝からそのまま林道に上がることも可能だが、手前の支流であるガンガノ沢の下部は記録がないそうなので、少し戻って錦滝まで遡行する。
出だしがしょぼい感じなのであまり期待していなかったが、デカいCSやハート型の岩などが出てきて意外と楽しめる。

感想

尾白川下部は、昨年遡行した上部ゴルジュと比較すると穏やかで、暑い夏にアツアツの夫婦と泳ぎにいくのに最適。あまり注目されていないが、とても良い沢。

ヤマレコの記録はこちら

ギアのふりかえり

トライアングルロープバッグ

国内外の沢を虱潰しにしている、たもしま夫妻にもロープバッグのメリットをご紹介することが出来た。特にショートピッチでロープアップせずに、ロープバッグを背負って登るやり方は時短技として高評価。
ただ、沢登り専門に使うには現行のロープバッグは重い、とのことだった。
トライアングルロープバッグは大水量のゴルジュを、キャニオニングの技術も用いて突破するために開発した、いわば沢登りとキャニオニングのクロスオーバーモデルなので、そう感じるのも無理はないと思う。
登りでの使用に重点を置いて機能を削ぎ落とし、軽量かつ登攀時にはザックに押し込めるようなモデルを開発する必要性を感じた。
また、山行終了後もこんなギアが欲しいというアイデアをいただいて、とても感謝している。

超シンプルなギアラックがほしいというので試作。39g。

山行概要

日時:2025.06.29

メンバー:たもしま、まい、きむ

行動記録
(天気: 晴れ)
09:20 尾白川渓谷駐車場
09:32 入渓
11:12 旭滝 
14:15 不動滝
ガンガノ沢出合まで戻り遡行
15:38 錦滝
16:50 尾白川渓谷駐車場

遡行図

たもしま氏作成。ヤマレコ参照。

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